コラム

コラム~願いと祈り

余市の綿畑 夕方の景色

願いと祈り。。。土と向き合う日


北海道の綿花栽培は
雪おこしから始まります。

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3月下旬、
畑おこしではなく。。。
雪割りでもなく。。。
もこもこと雪おこしを。。

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雪質はザラザラとして、もう春は近い
と感じながら雪から土へと変わっていく

そして。。雪が解けて畑をおこす。
今年は石灰を2回入れ、鶏ふんをまき、
昨年の土壌が綿花に合わず多めに石灰を。。。

余市の綿畑 石灰入れ

4月下旬の夕方、シャベルで一堀する手が
願いと祈りに変わって動いていた。

余市の綿畑 土おこし

一堀すると土の中からスギナの根が。。
手に取ってみると酸性の土壌を好む
スギナの根が腐っていた。

これは。。。もしかして
アルカリ性になっているかも。。。

手で土の塊りを崩すとほろほろと
長年感じる土の状態に近い。

ふと。。この時期になると畑で
同じことをしていた母がいた。

母もいい土になれと願いと祈りの
日々を土と向き合っていたのだろうか
なぜか思い出し自分と重なった。

余市の綿畑 よもぎとつくし

ハウスの外には。。。
春の柔らかな日差しを浴びるヨモギとツクシ。。。

自然には逆らえないけど、ハウスの中で育てる綿花は
綿花に合う土壌が必要。。。

おたる綿と余市に植える綿苗がすくすくと
元気に育ちますように。。。☆^^

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