自己免疫疾患とは・・・
免疫は本来、外部からの有害な異物の侵入に対して、体を守るために自動的に防衛する働きをもっています。しかし時には、自分を守るはずの働きが結果的に自分自身に有害であることがしばしば起こります。これをアレルギー反応と呼ばれています。
又、体は外部からの異物に対するばかりではなく自分の体の中に侵入した有害な異物や細菌、ウイルスに対しても防衛を張り巡らして守っています。しかし、長期の疲労やストレス等で免疫の一部が狂ってしまい、敵か味方か見分けがつかなくなり、その結果、本来味方である、自分自身に向かって、攻撃してしまうことがあります。
この様な状態を自己アレルギーと呼びます。
そしてこの様な状況で、ある病態が生じた時これを自己免疫疾患と呼びます。
※原田病
全身のメラニン蛋白に対する自己免疫疾患
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メラニン色素を持った細胞を自分で破壊する。