コラム

2月の景色

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美瑛の丘、冬景色・・・


2008年、美瑛の丘・・

今まで少しずつ書ける範囲で記事を書いて
きましたが、もっと自分の思いを素直に書け
たらいいなとずっと思っていました。
なぜかいい表現で記事を書いたり
季節や毎日の出来ごとなどを考えたり、
素直な気持ちを伝えたくて違う
ブログに書いてみたりもしてましたが、
あることがきっかけで・・・
そうじゃなく、このサイトで素直に伝えて
みようと思いました。

これからは、季節がずれている記事や
写真が重複する記事があると思いますが、
その時の思いが今はまた別の思いで
伝えられたらと思います。

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先日、テレビ報道で美瑛の丘の美しさや
観光客でにぎわう姿が映し出されていました。

私も、一年に一度は訪れたいと思う気持ち
がありいつも観光の気分で訪れます。

でも、見えないところで自然と闘っている
農家の人々がいることをもっと知ることが
できました。

厳しい冬が終わり、雪解けを待たずして
畑作りを始めることはどこの地域や農家
の人々も同じです。

平地での作業と、山に面して畑を作る作業の
違いがはっきりわかります。

美瑛の丘が山肌に面して、パッチワークに
見えるのは、並々ならぬ努力が形になって
美しく見える風景なのです。

雨、台風の時期は農家の人々にとって
一番大変で雨はもっとも大敵です。

何故かって・・山肌に面して下の方に
水が流れるからです。
水の流れによって、植えた作物が根ごと
掘られ作物が駄目になってしまいます。

雨の時は水の流れを、作物の方に流れない
ように道筋つくる作業が必要になります。

ここで平地での作業との違いがでてきます。

種植えをする時も、山の上に向かって植え付け
雑草取りも山登りをするように作業をします。

美瑛の丘は、四季を通して美しい景色を
見せてくれますが、最後に農家の方が
言った言葉は、私には心に重く残りました。

「われわれは、毎日仕事として見てるから
きれいだなんて思ったことがないよ。」

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