ある日、一通のメールが届きました。
「綿花栽培をしたいのですが、種を販売いただきたい事と、なにかとお知恵を拝借できればありがたく存じます。【綿花、種子、北海道】を頼りにhttps://www.1hanabatake.com/にめぐりあいました。子ども達にコットンボールを見せてやりたい。」と書いてあり、それが私と札幌の小学校の教頭先生との出会いでした。
ふしぎなものですね。メールが届いたとき私は、夢の実現のひとつとして「綿花栽培」をこの北海道の地で、学校の教材にならないものか、花が咲き、コットンボールができ、はじけて中からふわふわの綿が顔をだしてくれる、この感動を子ども達に伝えられたらと考えていました。
よく植物の教材として、アサガオやヒマワリの栽培などがありますが、夏休みに子ども達が家にもって帰って、観察日記をつけるという事はできますが、「綿花栽培」はそれが難しく無理かと思っていました。
教頭先生も、私と同じ思いでいて私のところまでたどりついてくれた事に、ふしぎな縁というものを感じました。
教頭先生が種子を植え、子どもを育てるかのように毎日お世話をして、すくすくと育っている綿の木です。
アジア綿は苞(ホウ)ができてきて、花を咲かせる準備をしています。
アメリカ綿は葉も少し大きくなり、そろそろ花を咲かせるほう苞(ホウ)もできてくることでしょう。
これから、花が咲き、コットンボールができるまでハラハラ、ドキドキの毎日で観察しながら栽培中です。