2005年07月29日

コンビニエンス ストア〜オーナーとの出逢い〜

6803cd8a.JPG私の生花店オープンは2001年8月、オーナーの店のオープンは2001年11月でした。
オーナーのお店は私の自宅の近くにあり、生花店の他に簡易郵便局にお花を置かせて
もらい、店の小売だけでは厳しいものがありました。

娘と二人で皆に知ってもらう為、ちらしを作ってポスティングをし、サービスカード
を作り、オープン10日目にラジオ放送に出させてもらい、一年間にお花を必要とする
行事(年末、年始、バレンタインデー、ホワイトデー、ひな祭り、卒業、入学、退職
就職、お彼岸、母の日、父の日、端午の節句、七夕、お盆、敬老の日、クリスマス、等々)
のイベントにお花の他にプレゼント添えて、どうしたらお花が売れるのかの毎日でした。
仕事が終わり家に帰る途中、オーナーのお店を見るたびに『お花を置かせてもらえないかなあ』といつも思い、飛び込みで入ってお願いする勇気も自信もなかなか無くその年
を越してしまいました。

年明けと共に、お花の売れ方も一定して毎月の悩みが続きました。
雪解けも近づき春に向かっていく季節、『お花を置かせてもらえないか』と思いきって
オーナーのお店(コンビニエンスストア)を訪ねてみました。
オーナーは不在で、その時、応対してくれたのが現在店長でいらっしゃるオーナーの
お母様でした。
「母の副店長ですが、店長は不在ですけれど何か伝える事があれば伝えておきます
 けれど…」と、やさしい一言、
その時、胸がはりさけそうになっていた私の思いは、すっ〜と消え
『もし、ここで断られてもこの一瞬でもいい』とも思えるくらい救われました。
「私、花屋なのですが、もしよければお花を置かせていただけませんか」と言うこと
だけが精一杯だったと思います。

後日、オーナーと逢いお話させていただいた所、オーナーも何か華やかさが欲しい
と思っていたのでお花を置くことは考えてみたいと言ってくれました。
しかし、オープン間もない事や、色々な事情から無理と分かり断念しました。
でも、私は、あきらめず時間がかかってもいつか又、機会があれば置かせてもらいたい
という気持ちは、いつも持っていました。



『出逢いは、おでん!』

夏も終わり、秋も終わり、冬に向かって寒い季節がやってきた時、コンビニエンス
ストアで再びオーナーに出逢ったのです。

私は、中学二年の息子と寒かったので、おでんを買いにお店の中に入って行った
のです。他の物を買った後、「おでん、下さい。」と私が言うと、その時応対して
くれたのがオーナーでした。
注文したおでんの他に「ウインナー入りのかまぼこは好きですか?」と聞かれ
「はい、子供が好きです。」と、即答した記憶があります。
「量も少ないので、サービスで入れておきます。」と、一言、言ってくれた後
私は、なぜか自然に「店長さんとは、前に一度お話させていただいた事があるのです
けれど覚えていらっしゃいますか?」と、訊ねると、オーナーもその時「そうですよ
ね、どこかで見たことがあると思っていたのですが…」と「私、花屋です。」の一言
で、オーナーのお店(コンビニエンスストア)にお花を置かせてもらうきっかけと
なったのです。

色々な問題を、これからクリアしていかなければならない状況のなかでオーナーは
前向きに考え、一時的にお花を置かせてくれたのでした。
   (一ヶ月ほど、お客様の反応や売れ方など…)

そこで、私にとって二人目の出逢いとなる、大変お世話になった方と出逢うことが
できました。
オーナーと共に、活動してくれたお店担当のスーパーバイザーの方でした。
このお二人の協力がなかったら私の夢は実現しなかったと思います。

2003年2月より、ホワイトデーに向けてアレンジメントや花束の注文と共にお花
を置かせてもらう事ができたのです。
現在の店長はじめ、スタッフの皆さんの協力で、一番大変な毎日のお花の水替えや
管理、いろいろ大変な面がある中で少しずつ定着してきたのです。

母の日を境に、五店舗、お盆に向けて三店舗、計八店舗受ける事ができました。 

 しかし、私の力不足により、なかなか思うように回しきれず、2003年10月に
店を閉める事になったのです。
オーナーと、担当のスーパーバイザーには申し訳なく、とても心が痛み自分でも
どうしたらいいのかわからず、三ヶ月が過ぎました。

実は、ここで私は夢を捨てかけていたのです。その時、夢を捨ててはいけないと
言ってくれた人がいて、その一点の光の中で、前向きに考えようと、自分がした
かった事、夢だった事、子供達にも『夢を持つことはいい事だよ、いつも夢を持って
いれば頑張れる、夢を持つことは生きがいになる』と言ってきた事、オーナーにも
夢を語っていた事を思い出し、新たにスタートしようと決めたのです。

2004年3月、再びオーナーのもとを訪ね、私がこれからする事、(畑作り)
ドライフラワーになる花を作り、綿花栽培に挑戦する事を、その時はドライ
フラワーのアレンジメントやリースなど置かせてもらえるかお話させてもらった
ところオーナーは、快く受けてくれたのでした。


実はオーナーと担当のスーパーバイザーも私以上に、心を痛めていたのを
後で聞き、申し訳なさと、ありがたさでいっぱいでした。

『再スタート』


2月から準備を始めていた、ドライフラワーになる花の畑への種子植え(4月)
綿花栽培(5月)が雪どけと共にスタートしました。

綿花栽培は5月〜10月、種子植えから収穫まで171日間、その間、二回ドライ
フラワーアレンジメントをお店(コンビニエンスストア)に入れさせていただき
私の夢でもあった綿花も収穫でき、綿(コットン)でリースと花束を作り、
クリスマス時期に入れさせていただきました。

私にとって2004年の一年間は、オーナー、担当のスーパーバイザーや色々な
人達に助けられ、夢を捨てず、これからも続けていきたい仕事となる事と思います。



私は今、生花を扱っていませんが、オーナーのお店(コンビニエンスストア)には
かわいく、美しく、そして誇らしげに、フラワースタンドの中でお花(生花)たち
が待っています。
コンビニエンスストアでお花を見かけたら、お花に声をかけてやってください。
 『一緒に、帰りましょうね!』と…..

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hanasen1 at 17:00 │TrackBack(0)お店のこと 

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花畑鮮花の紹介
花畑鮮花は、北海道の小樽にある『花の栽培』からドライフラワーをつくり、アレンジをにしているお店です。2004年には北海道(寒冷地)では珍しい、綿花(コットン)の栽培にも成功しました。

このブログでは、そんな綿花(コットン)の栽培日記や、お花に関する情報を紹介していきます。
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